外来受診案内・周術期(入院)管理案内
初診の患者さんへ
診療日:火・水・木
受付時間:午前8時30分~午前10時30分
休診日:土・日・祝日・年末年始(12月29日~1月3日)
(初回のみ11,000円が別途必要です。)
紹介状をお持ちの患者様は地域医療連携室を通じてFAXによる事前予約を
受け付けております。
初診患者様は待ち時間が少なく診察を受けていただけます。
かかりつけ歯科医にご相談していただくよう、お願いいたします。
再診の患者さんへ
診療日:火・水・木および、指定日
受付時間:午前8時30分~午後3時30分
診察時間:午前9時~午後4時
休診日:土・日・祝日・年末年始(12月29日~1月3日)
前回受診時から3ヶ月以上経過されており、初診扱い(医師の判断による)となる
患者さんで、他の医療機関からの紹介状をお持ちでない場合は、選定療養費11,000円
(紹介状無し加算)をいただく場合があります。
他の病院(一般病床500床未満)又は診療所に対し文書による紹介を行う旨の申出を
行ったにもかかわらず、患者さんの意志で本院を再診で受診された場合は、
選定療養費3,300円をいただきます。
入院患者さんの周術期管理
近年、周術期における口腔環境が原因となる術後合併症として非常に重要視されており、当院でも平成26年10月から周術期の口腔内管理を強化しております。
全身麻酔では人工呼吸器の管が口を通過して気管に入ります。その際、歯が折れたり抜けたりしないようにこれから手術を受けられる方は、術前に歯の診査を行い、適切な治療を済ませておくことが大切です。
また歯垢(しこう)や唾液(だえき)中に含まれる細菌が肺や血液中に入り、体に害を及ぼすことがあります。術前やがんの治療前から口の中をきれいにして細菌を減らしておくことにより、手術前後や入院期間中の合併症を予防するだけでなく、しっかり食べることができることにより全身の早期回復にも効果があります。
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手術前後の歯科口腔外科受診のメリット
★誤嚥性肺炎(口の中の細菌が肺炎を起こすものです)の予防
★傷口の感染予防
★食事摂取開始時期の促進
★全身麻酔の気管内挿管時の歯の脱落や破折防止
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化学療法・放射線治療前後の歯科口腔外科受診のメリット
化学療法や放射線治療の副作用として、以下のような症状が現れることがあります。
★口内炎・粘膜炎(口の粘膜がひりひりしたり、剥がれる)
★味覚異常
★口の乾燥、それに伴う虫歯の多発
治療前から口の中の診査を行い、適切な治療を行っておくことによりこれらの副作用の症状を
少しでも軽くし、悪化したり、感染を起こさないようにすることができます。
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受診時に行うこと
①口全体の診査
②レントゲン写真を撮影し、上下の顎骨(あごの骨)を診査
③衛生士による専門的口腔清掃
④口腔清掃方法の指導
必要があれば、抜歯や虫歯の治療、入れ歯の調整なども行います。